2016年08月18日

ごいた

こんにちは!!


今回のブログでは、「ごいた」を紹介します。
このゲームは、日本発祥、
それも石川県の特定の地域で今も伝統ゲームとして、
盛んに大会が開かれているゲームです。


IMG_1017.JPG

ゲームの概要を簡単に。
使用するのは、将棋のコマに似たコマです。
実際の伝統ゲームでは竹から切り出したコマを使用しますが、
サイコロ塾では簡易版のカードを使っています。


各カードには、
「王」「金」「銀」「馬」「飛」「角」「香」「し」が、
書かれていて、それぞれ枚数が決まっています。


このゲームは4人専用で、しかも、2人対2人のゲームになっています。
同じチームになった2人がそれぞれテーブルで、
向かい合う様に座ります。


全32枚のカードを4人に8枚ずつ配り、
親になった人からカードを出していき、
カードを早く出しきった方のチームがその回に勝利します。


カードの出し方ですが、
親ははじめに1枚を伏せて出し、
その下に「攻め」のカードを1枚出します。


順番が次の人に回って次の人ができることは、
「攻め」のカードと同じカードを出して「受け」るか、
パスをしてさらに次の人に回すかのいずれかです。


「受け」ることができるのは、
基本的には同じ種類のカードですが、
「王」は「し」「香」以外のすべてのカードを
受けることができます。


親が出したカードを誰も「受け」ずに、
全員がパスをした場合、
親はさらに1枚を伏せて、
新しい「攻め」のカードを出すことができます。


こうやって、自分の手元のカードを減らして、
一番最後の「攻め」のカードを出したらアガリ、
最後に出したカードごとに点数が変わります。


(↓この場合、「金」であがっているので得点は30点)

IMG_1020.JPG


このゲームの面白いところは、
なんといっても「ペア戦」であるところです。


ゲーム中は具体的な相手への言葉による指示は「なし」、
ということにしています。
例えば、自分が出したカードをチームのもう1人に、
「受けてほしくないなぁ」と思っていても、
それを直接伝えることはできないので、
自分がこれまでに出したカードだとか、あるいは、
これまでほかの人が出したカードから推測してもらいます。


もちろんその時に、チームになっている相手の傾向などを
読む必要もあって、それらを頼りにカードを出します。


ある程度は、絞り込めても最後の最後は、
呼吸を合わせる必要があったり、
踏み込んでカードを出さなければいけなかったり、
そういうドキドキ感が子どもに受けているのかもしれません。


また、「最後に伏せたカードと同じカードであがると得点2倍」、
というルールが効いていて、
それまでの回で負けていたとして、
一発逆転をねらっているチームは、
カードの出し方の傾向がわかりやすくなるといったこともあります。



たった32枚のカードのみを使うゲームですが、
相手しだいでとっても奥が深く、
それは伝統として長い間残るだけあるなと思わせるゲームです。
(子ども受けも特にいいです)


さて、以下、僕も入って行った回の様子です。
最初の手札はこちら↓


IMG_1018.JPG


「王」が入っていて、
「金」が3枚(全部で4枚)もあるので、
若干強めの手札と言えるでしょうか?


親は僕の右隣の子どもからでしたが、
順調にカードを出していくことができ、
最終局面はこちら↓


IMG_1019.JPG


なんとか手札の強さを活かせました。
ハイライトは「王」で受けた後、
「し」(←最後の「攻め」で伏せています)ではなく、
「金」で「攻め」を行ったところでしょうか。
右隣の子の最後の2枚が「し」と「馬」だったため、
結果として、受けられない「金」を出したことが奏功しました。
「金」を2枚伏せて、得点2倍も狙いたかったのですが、
ここは固く勝利を目指した形となりました。



この「ごいた」。
熱心に布教している団体があったり、
日本伝統のゲームとして伝えていきたいゲームです。
ぜひ一度体験してみて、「相手の意図を読む体験」、
「相手に意図を伝える体験」といった奥深さを味わってほしいです。
posted by サイコロ塾塾長 at 10:27| Comment(0) | ゲーム紹介