2016年06月16日

ゲームの効果・効能?

みなさんこんにちは!
今日は福岡はちょっと雨模様です。


さて、今回は「ゲームの効能・効果?」という
テーマで書いていこうと思います。


思い起こせば、自分が小学生の頃は、
ファミコンが爆発的に広まり、
テレビゲームが全盛の時でした。


「1回30分まで」と申し付けられてはいましたが、
時間を見つけては隠れてゲームをし、
友達の家に入り浸ってはゲームをしました。


そんな様子を見た親たちは、
「ゲーム」を敵視し、無駄なもの、邪魔なものとしました。
(僕のまわりの人たちだけかもしれませんが・・・)


今にして思えば、こうした押し付けへの反発が、
僕自身を「ゲーム」の研究へと駆り立て、
今のサイコロ塾につながっているのだと思います。
その頃から、「ゲーム」は楽しむだけではなくって、
きっと「なんらか」があるはず!!
と信じていました。


そして、大学に進み、ゲームの研究をし、
「ゲームの社会的活用」について論文を書きました。

こうした僕の抵抗は、
実は今のサイコロ塾を始めるにあたって、
少しでも自分のしたいことを科学的に裏支えしたい、
という思いからでした。



サイコロ塾では、
「ゲームをすることで生きる力を育てる」
ということを標榜しています。
これを見た人たちの中からは、
「えっほんと?」「ゲームが?」
という声が聞こえてきそうです。


ゲームの効果研究を長い間行ってきた自分の経験からして、
これらの声に反論をすることは容易ではありません。


なぜなら、「ゲームの効果・効能」は即座に、
「ゲームをしたからこうなる」と言える代物ではないからです。

いわゆる学校でのテストのように、
これを教えれば、あれが身について、テストの点数がよくなる、
といったことではないのです。


ゲームの効果・効能はもっと目に見えない、
それこそ、地頭の強さを強化していくようなもので、
さらに、それが見えるのはうんと時間が経ってからだと感じています。


こういうふうに即座に、わかりやすい形で結果が見えないものに対しては、
世間的にはお金を投資する価値を見出してもらえないし、
無視されていくのもある面では仕方ないとも思っています。


ですが、実感として「今、ここ」の子どもが、
まさにゲームを通して考え、
難しい課題に挑戦している姿を目にしていると、
あと何年かあとに、その子どもたちが、
「ゲームをしていたから・・・」
と言ってくれそうな気もしています。


今はほんの希望的観測にしか過ぎませんが、
しっかりと実践を記録し、積み重ねていくことで、
「ゲームの効果・効能」というぼんやりしたものを、
サイコロ塾の中で、はっきりさせていければいいなぁと思っています。



ちなみに、米国ではこうした実践を重ねた上に、
客観的データを示している例が存在しています。
http://www.instituteofplay.org/work/projects/glasslab-research/
たびたび事例をあげています「Quest to Learn」のように、
いつか「ゲーム」を中心とした学びの場を作りたいです。
posted by サイコロ塾塾長 at 12:46| Comment(0) | そのほか
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