2016年05月19日

感情をコントロールすること

こんにちは!


今日のブログテーマは、「感情をコントロールすること」です。

一見すると、ゲームと関係ないように見えますね。
でも、サイコロ塾の普段の活動でも、
また放課後ボドゲ道場でも目標の1つにしていることです。


ゲームには、「勝ち負け」という明確な価値観が存在します。
これ自体は是非があるわけでも、善悪があるわけでもないです。


しかし、ひとたび「勝ち負け」へ異常にこだわりだすと、
とたんに問題が浮かび上がってきます。


それが、ゲーム中に起こる感情の取り扱いです。


ゲームは多分に運の要素が存在します。
それを完全にコントロールすることは不可能です。
これが、大人も子どもも同じ土俵に立って勝負することができるという意味で、
ゲームの良さでもあります。


しかし、運が悪い方に転べば、自分の勝利が遠のくこともあります。
そんなとき、「悲しい」「悔しい」、
そして、ときには「怒り」さえも覚えるかもしれない。

逆もまた然り。
運が良い方に転べば、「嬉しく」「喜び」に溢れるでしょう。


感情自体は否定できるものではないです。
勝負にある程度こだわる=真剣勝負になるからこそ、
ゲームは面白くなるのです。
だから、適切に感情を表すのはとてもいいことだと思います。


ただし、そうした感情を不当な行動で示すのは違います。
ここでいう不当な行動とは、

・ゲーム途中で諦めを口にする→他の人のモチベーションがさがる
・ゲームを逸脱する振る舞いをする
・必要以上に喜び、敗者をこけおろす
・etc...


サイコロ塾では常々、
「ゲームだから、勝ったり負けたりする」
ということを伝えています。


勝った時には自分の実力、
負けた時には運が悪かった、とゲームの展開を振り返ることをしてほしいと思っています。

あわせて、それぞれの場合にどう行動していけばよいか、
については子どもたちに伝えていきたいと思っています。


ゲームが終わった後、
「あの人には負けちゃったけど、もう一回あの人とゲームをしたい」
そう言われるような行動をとれる人になって欲しいと思っています。
posted by サイコロ塾塾長 at 10:37| Comment(0) | そのほか

2016年04月28日

ルールについての試考A

こんにちは!


今日も「ルール」についてちょこっとだけ書いてみようと思います。
今日は、「ルールを変える」ことについて。



子どもたちとアナログゲーム(デジタルではないという意味での「アナログ」)をしていると、
子どもたちがしばしば「ルール」を変えたがります。


その理由は、自分に有利になるようにだったりするのですが、
こうした「ルールを変える」ことができること自体がアナログゲームならではの体験で、
子どもたちにとってとてもよい体験になっていると思います。


「ルール」は、先の記事で書いたように「心地よく過ごせるように」存在しています。


大体において上の場面では、「それはまかり通らない」という話になります。
というのも、ルールの変更を要請する場合、
それが自分の利益にはなっていても他者の視点が抜けていることが多いからです。


とはいえ、周囲の合意さえ得られれば、1つのゲームの中で「ルールを変えられた」、
という体験をできるのも良いことですね。


ちょっと横道にそれますが、
僕が高校生の時、校則で「マフラー禁止」だったのですが、
生徒会が学校に掛け合って、最終的に「マフラー可」になるという体験をしました。

「ルールを変えられた」って体験があれば、
現行にとらわれず、新しい視点をどんどん出して変えていけることが多いかもしれません。



さて、アナログゲームではこういった「ルール」を拡張したり、変えたりといったことが容易です。
それは、正式にメーカー側が「拡張」などで提示してくれる場合をあれば、
遊びながら「ハウスルール」を決めていくといったものもあるのですが・・・


昨日も、「カルカソンヌ」というゲームの別ルールバージョン、
ルールを拡張する追加要素を子どもと一緒に体験しました。


ルールが変われば、そこで取りうる態度が変わってきます。
「カルカソンヌ」の場合、別バージョンである「New World」では、
点数の取り方が従来と異なるため、
考え方を180度・・・とは言わないものの変えないといけなかったり、
あるいは別の戦略にする必要があります。

IMG_0755.JPG


たぶん現実世界でもそうです。
「ルール」を変えれば、ともなってそこでの態度、あり方を変えていく必要があります。
そして、また新しい「ルール」が生成されるのだと思います。


「ルールでがんじがらめになっているな」と感じる時、
まずはそのルールの存在意義について考えてみてください。
そして、いざとなったら「ルールは変えられる」と思うことが大事です。
ルールは、人がどこかの誰かを思って作ったものです。
だから、「変えられる」可能性があるということ、それを知っておくのは大事です。


子どもたちにはゲームを通して、少しずつ体感してもらいたいですね。




Carcassonne - Mayflower: ab 2 Spieler
posted by サイコロ塾塾長 at 11:29| Comment(0) | そのほか

2016年04月21日

ルールについての試考@

こんにちは!


サイコロ塾塾長です。

今回は、ゲームの紹介ではなくて「ルール」についてです。


サイコロ塾で子どもたちに伝えていきたいことの1つに、
「ルール」についてがあります。


「ルール」とはどんなイメージですか?

校則、交通ルール、スポーツのルール、・・・
世の中にはありとあらゆる「ルール」が存在しています。


「ルール」について、どんな感じ方をされることが多いのでしょうか?
やっぱり、「縛るもの」という感じですかね?


確かに、「ルール」には罰則があったりもするのでそういう側面があるかもしれません。

とはいえ、「ルール」の存在意義は、
「縛る」ことにあるわけではないように思います。


もともとは、
「人が人の中で生きていくために心地よく過ごせるように」
存在しているのではないかなぁと思います。


サイコロ塾で取り扱っている「アナログゲーム」にも、
たくさんの明示的なルール、暗示的なルールが存在しています。


ルールを「守る」ということ、ルールを「変える」ということ、
そういったことをゲームという体験の中で感じ、
「ルール」について考えるきっかけにしてもらえればと思います。



「ルールズ・オブ・プレイ」は、「ゲーム」に関する古典(といっても10年くらい前の本)です。
僕にとってはバイブルのような本です。
今や法外な値段がついていますが・・・汗

posted by サイコロ塾塾長 at 11:11| Comment(0) | そのほか